2013年11月14日(木)、東京都美術館で「バルテュス展」の記者発表会が行われた。
バルテュスは「20世紀最後の巨匠」と謳われ、静けさの中にも緊張感と神秘性をたたえた作品を多く描いた。
本展はポンピドゥーセンターやメトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館などから、「美しい日々」「夢見るテレーズ」など、初期から晩年までの油彩画40点以上、素描や愛用品などあわせて100点以上が紹介し、晩年をすごした「グラン・シャレ」のアトリエも再現される。
バルテュス展は2001年に没して以後、国内初であり、最大規模の大回顧展。1967年に結婚した節子夫人の全面協力で開催される。
プレス発表会には、バルテュス初来日の際に同行した高階秀爾氏(大原美術館館長)がバルテュスのエピソードを披露。バルテュスは1962年の来日の際に案内役を務められた節子夫人を見初めており、そのときのことを「知的でモダンなお嬢さんで、後にご結婚されて驚いた」と語った
「バルテュス展」は2014年4月19日(土)~6月22日(日)に東京都美術館、7月5日(土)~9月7日(日)に京都市美術館の国内2館で開催される。
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