《TEH SET》2017年 木村硝子店
日本とスウェーデンの外交関係樹立150年を記念し、スウェーデンを代表する世界的デザイナー、インゲヤード・ローマンの大規模展覧会が、東京国立近代美術館工芸館で今秋開催される事となり、2018年6月29日(金)、都内のスウェーデン大使館でプレス発表会が行われた。
デザイナーであり、陶芸家としても活躍するインゲヤード・ローマン(1943年、ストックホルム生まれ)は、1962年に「スウェーデン家具の父」と言われる家具デザイナーのカール・マルムステンが創立したカペラゴーデン手工芸学校で学んだ経歴を持つ。
展覧会は、2016年にスウェーデン国立美術館で開催され好評を博した「インゲヤード・ローマン」展をベースに、初期から2017年の最新作までを一挙に紹介するもの。
インゲヤード・ローマン自身が選んだ代表作を中心に約180点を展示。中には北欧の伝統あるガラスメーカーSKRUF(スクルフ)やイケアのためのデザインや、重ねて収納したときに蓮の花に見えるようデザインされた《TEH SET》(2017年 木村硝子店)も展示される。
また日本展だけの新たな内容として、インゲヤード・ローマン自身が工芸館の和室で特別展示を行う。
「日本・スウェーデン外交関係樹立150周年 インゲヤード・ローマン展」は東京国立近代美術館工芸館で、2018年9月14日(金)~12月9日(日)に開催。一般 600円、大学生 400円、高校生以下および18歳未満は無料。
発信:
インターネットミュージアム>
t東京国立近代美術館工芸館 施設詳細ページ>
「日本・スウェーデン外交関係樹立150周年 インゲヤード・ローマン展」情報ページ>
東京国立近代美術館工芸館 公式ページ