ルパン三世の連載は1967年の「漫画アクション」の創刊号から。アルセーヌ・ルパンの孫という設定の天才的大泥棒ルパン三世、拳銃の名手の次元、グラマーでセクシーな峰不二子ら、際立ったキャラクターとテンポのいいストーリー展開で人気作となりました。
等身大の5人のパネル。会場は予想外に広いので、見ごたえたっぷりですTVアニメ化は1971年。放映当初は視聴率が伸び悩みましたが再放送時から話題を集め始め、1977年放映開始のPART2からは超人気番組に。劇場版映画も1978年から公開され、現在までに5本が発表されています。中でも第2作の「ルパン三世 カリオストロの城」は宮崎駿氏が初めて監督した映画作品で、現在でも高い人気がある作品です。
モンキー・パンチによるコミック版原画の数々今回の展覧会はアニメ化40周年を記念したもので、ルパン三世をテーマにした初の本格的展覧会となります。原作者のモンキー・パンチによるカラーイラストや原稿、TVシリーズや映画に使われた設定画・セル画・秘蔵資料等、約200点が展示されました。
モンキー・パンチによる水墨画グッズコーナーにはオリジナルフィギュア、マグカップ、ポストカードなど約300アイテムがズラリ。展覧会限定のコラボスイーツや、会場デザインを手がけた祖父江慎デザインの限定グッズなど、見逃せないアイテムが揃っています。
展覧会は2011年8月10日(水)~8月22日(月)と、わずか13日間。ファンの方はお見逃しの無いよう、しっかりスケジュールに入れておいてください。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2011年8月10日 ]