マイメロディは赤ずきんをモチーフに生まれたキャラクター。会場もオオカミの口が入口になっています。初代デザイナーが新キャラクターの社内プレゼン用に描いた「Little Red Riding Hood」の原画全点展示は、この展覧会が初めてです。
赤ずきんちゃんとしてデビューし、マイメロディという名前は後につけられました。ずきんの色も赤からピンクに代わっています。
マイメロディ展会場には過去に販売されたグッズも展示。「これ持ってた」「この絵のグッズ覚えてる」…と、懐かしい気持ちになります。
長年愛され続けているキャラクターですが、時代とともに少しずつタッチが変わることも。やわらかなパステル調になったり、マイメロディのトレードマークであるずきんも、様々なバリエーションが生まれています。
マイメロディ展キキ&ララ展は雰囲気が一変。星がきらめく夜のような世界が広がります。いつも「キキララ」と呼ばれますが、キャラクター名はリトルツインスターズ。弟のキキ、姉のララの名前は公募で決まりました。
キキ&ララ展近年の作画はデジタルで行われますが、最初に手描きで生まれた愛らしさは変わりません。
マイメロディ展も、キキ&ララ展も、初代デザイナーによる新作が展覧会の最後に展示されています。マイメロディ展には、マイメロディとキキ&ララが揃った貴重なコラボイラストもあります。会場でぜひご確認ください。
キキ&ララ展
グッズコーナーも充実のラインナップです。展覧会限定のアイテムや、先行販売品を含め約360アイテムがずらり。トートバッグやポーチなど、どの柄にするか悩んでしまいそうです。
グッズショップまた、会期中限定の「マイメロディ♡キキ&ララ カフェ」が会場内にオープン。ここでしか食べられないオリジナルメニュー4種が楽しめます。マイメロディやキキ&ララをモチーフにしたドリンクとフードは、食べるのがもったいないくらいです。
「可愛い」がたくさん詰まった、春らしい展覧会。会期は約3週間です。お見逃しなく。
[ 取材・撮影・文:川田千沙 / 2016年3月15日 ]© 1976, 2016 SANRIO CO.,LTD.
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