
長野県立美術館 中谷芙二子「霧の彫刻」+田中泯「場踊り」
2021年4月24日(土)、長野県立美術館で、中谷芙二子の「霧の彫刻」の中で、ダンサーの田中泯が即興的に「場踊り」を行うイベントが開催された。
長野県立美術館は4月10日に新装開館したばかり。“ランドスケープ・ミュージアム”を新しいコンセプトとして掲げており、コンセプトを象徴する作品として、「霧の彫刻」が常設で展示されている。
14時半から行われたイベントでは「水辺テラス」に霧が立ち込める中、田中泯が水の中に入って独特の踊りを披露。約45分にわたり、「場」と「身体」が交差する瞬間を来場者が楽しんだ。
中谷芙二子の「霧の彫刻」と田中泯の「場踊り」は、これまでも山梨、横浜、水戸、ロンドン、オスロなど国内外で共演している。
長野県立美術館では開館記念の展覧会として「長野県立美術館完成記念 未来につなぐ~新美術館でよみがえる世界の至宝 東京藝術大学スーパークローン文化財展」が6月6日(日)まで開催中。
田中泯による「場踊り」はこの日限りだが、中谷芙二子の「霧の彫刻」は1日8回実施されている。