京都市左京区の志古淵(しこぶち)神社から、「平治元年」(1159年)と墨書のある「五輪塔」が見つかり、2011年12月12日(月)、大谷大博物館が発表した。
神社を管理する地元自治会から2010年5月に寄託されたもの。木造としては国内最古で保存状態も極めてよく、国の重要文化財級の発見という。
五輪塔は仏教思想の宇宙観を表現しており、上から空、風、火、水、地を表す方形や球形の立体が重なっている。平安時代後期以降、墓標の一つとして多く作られた。
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