英国国王ジョージ3世の庇護のもと、1768年に設立された「英国美術の殿堂」ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツのコレクションを紹介する展覧会が東京で開催されることとなり、2014年4月7日(月)、都内で記者発表が行われた。
ロイヤル・アカデミーは、芸術家による展覧会の開催で英国の芸術振興を進めるとともに、芸術家の専門教育をめざして創立。美術界をリードする存在として権勢を誇り、現在でもホックニーやカプーアなど国際的アーティストが会員に名を連ねている。
展覧会では1768年のロイヤル・アカデミー設立時から、1918年の第一次世界大戦終了までの150年を対象に、アカデミー初代会長のジョシュア・レノルズをはじめ、ゲインズバラ、ターナー、カンスタンブル、ミレイ、ウォーターハウス、サージェントなど歴代会員の優品を中心に、約90点の作品を紹介する。出展作の3分の1は1mを超す大作。
構成は「設立:名声への道 1768-1837」「国家的地位の確立 1837-1867」「名声と繁栄 1867-1895」「モダンの受容:黙認と妥協 1895-1918」「アーティスト教育」の5章。
「華麗なる英国美術の殿堂 ロイヤル・アカデミー展」は、東京・八王子市の東京富士美術館にて2014年9月17日(水)~11月24日(月・振休)に開催。入館料は当日大人1,300円、大高生800円、中小生400円、未就学児は無料。前売はそれぞれ1,000円、700円、300円で2014年6月13日(金)から発売される。
本展は全国巡回展で、石川県立美術館で2014年8月1日(金)~8月31日(日)、静岡市美術館で2014年12月6日(土)~2015年1月25日(日)、愛知県美術館で2015年2月3日(火)~4月5日(日)に開催される。
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