東京都写真美術館で「世界報道写真展2017」が開催されている。
オランダで毎年開かれる「世界報道写真コンテスト」の中から選ばれた受賞作品を紹介する恒例の展覧会。
今年は125の国と地域から5,034人のフォトグラファーが参加し、80,408点の応募の中から、トルコのブルハン・オズビリジ氏の作品が大賞に選ばれた。写真はトルコの首都・アンカラで開かれた展覧会(写真展)で、現地の警察官が駐トルコ・ロシア大使を射殺した事件を捉えたもの。
他にもイスラム国(IS)の恐怖と食糧難によってやむなく郷里を去り、避難民キャンプで過ごさざるを得ないこどもの姿や、リオデジャネイロ・オリンピックの決定的瞬間をとらえた作品、放置された漁具により生命が脅かされるウミガメの姿など、普段目にすることがない世界の現状を伝える写真が紹介されている。
「世界報道写真展2017」は東京・目黒区の東京都写真美術館 B1Fで8月6日(日)まで開催。観覧料は一般 800円、学生 600円、中高生・65歳以上 400円。
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