
2018年6月15日(金)、東京・品川区の原美術館で「小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮」のプレス向け内覧会が開催された。
小瀬村真美は、2005年に東京藝術大学大学院修了。「MOTアニュアル2004 ―私はどこからきたのか/そしてどこへいくのか―」(東京都現代美術館、2004年)などに参加して活躍。五島記念文化賞美術部門新人賞受賞(2015年度)。東京都現代美術館、東京藝術大学大学美術館などに作品が収蔵されている。
5章の展示構成は、原美術館の前身である原邦造邸の構造を巧みに利用するよう小瀬村が構想。
ギャラリーⅢ「人物の部屋~episodeⅢ 呼吸の音」は、原邸当時、寝室であったことを利用し、眠り続ける女性の映像に寝息がセットで展示され、小瀬村作品特有のデジタル作品でありながら、生々しさや身体的触覚が表されている。
出品作品は、作者が組んだセットをデジタルカメラでインターバル撮影し、約3000枚に及ぶ写真を繋げた静謐な静物画のようなアニメーション作品や、2016年~17年にかけて滞在したニューヨークでの作品など約30点。
「小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮」は原美術館で、2018年6月16日(土)~9月2日(日)に開催。観覧料は一般1,100円、大高生700円、小中生500円。
発信:
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