2019年11月15日(金)、東京・港区の根津美術館で「江戸の茶の湯 ー 川上不白 生誕三百年 ー」のプレス向け内覧会が開催された。
江戸千家を創始した茶人、川上不白(かわかみふはく 1719~1807)の生誕300年を記念した展覧会。
不白は1719年(享保4)、紀州藩の江戸詰家老・水野家の家臣である川上六太夫の次男として誕生。16歳で京に上り、紀州徳川家の茶道師範を務めていた表千家七代如心斎(じょしんさい)天然宗左(てんねんそうさ)に入門。千家茶道奥義を伝授されて江戸に移り、島津氏や毛利氏ら諸大名を門人として茶道を広め、不白流を開いた。
展覧会では如心斎との師弟関係や、不白好みの道具、門人や職人たちとの関わり、不白による書画などを展示。根津美術館のコレクションの礎を築いた根津青山(初代嘉一郎)を含む近代数寄者への影響も含め、不白の茶の湯の魅力を多角的に展観する。
「江戸の茶の湯 ー 川上不白 生誕三百年 ー」は根津美術館で、2019年11月16日(土)~12月23日(月・祝)に開催。観覧料は一般 1,300円、学生 1,000円。
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