特別展　エコール・ド・パリ　モンパルナスの青春

　本展は、ローランサン、キスリング（ポーランド）を中心に、エコール・ド・パリの代表的な作家モジリアニ（イタリア）、ユトリロ、ドンゲン（オランダ）、パスキン（ブルガリア）、シャガール（ロシア）、フジタ（日本）等の名品を一堂に展示いたします。 　モンパルナスMontparnasse－－セーヌ左岸にある、芸術家に愛された街。20世紀初頭、世界中からパリを目指したエコール・ド・パリの若き画家たちは、モンパルナスにあるカフェに集っては毎夜酒を飲み、芸術論を交わし、独自の絵画を模索していました。固い友情で結ばれた彼らは、互いに理解しあいながらも、芸術上でも恋においても良きライバルでありました。 　若くして散ったモジリアニ「ニースの歌姫」、晩年「モンパルナスの王」の異名を持つキスリング「花」、又ローランサン円熟期の「花」や、白の時代のユトリロ「サンノワの風車小屋」等の名品をお楽しみ下さい。 　鎌倉の穏やかな春光の中で、エコール・ド・パリの若き画家たちの代表的な作品を通じて、彼らの生き様をご覧下さい。