2014年9月19日(金)、東京・港区の森美術館で、台湾出身、ニューヨーク在住のアーティスト、リー・ミンウェイ(李明維)の初の大規模個展「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」のプレス向け内覧会が開催された。
1990年代以降、観客の参加によって成立する作品「リレーショナル・アート」が注目を浴びているが、リー・ミンウェイも様々なプロジェクトを展開し、国際的に活躍してきた。今回はリー・ミンウェイの作品を網羅的に体験できるミッドキャリア・レトロスペクティブとなる。
15点のリー・ミンウェイの作品とあわせて、歴史的、文化的にもその文脈を読み解く試みとして、白隠やイヴ・クライン、田中功起などのリー・ミンウェイ以外のアーティスト、思想家などの作品や言葉も併せて紹介されている。
会期中も様々なプロジェクトが企画されており、事前申し込みが必要なものや、抽選参加、展覧会で自由に参加できるものなどがある。(詳細は公式HPへ)
リー・ミンウェイはプレス説明会で、「開幕の時点では展覧会の完成度は40%。展覧会の100日間、来場者の参加で残りの文脈が徐々に埋まっていく」と語った。
「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」は2014年9月20日(土)~2015年1月4日(日)まで森美術館で開催。入場料は大人一般1,500円。
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