ニュース |
菅原道真が「天神」になるまで ── 渋谷区立松濤美術館で企画展「天神万華鏡」
(掲載日時:2014年12月08日)

2014年12月8日(月)、東京・渋谷区の渋谷区立松濤美術館で「天神万華鏡 ~常盤山文庫所蔵 天神コレクションより~」のプレス向け内覧会が開催された。
学問の神様・菅原道真(845-903)をテーマにした、受験シーズンに相応しい企画展。
菅原道真の姿は古来より様々な形で表現されており、展覧会では昭和18年、鎌倉に実業家・菅原通済により創設された常盤山文庫のコレクションから天神に関係する絵画・版画などを出陳。
天神の縁起絵巻や菅原道真が中国に渡り、禅僧に参禅したという伝説を絵画化した「渡唐天神像」などを展観。菅原道真という人間が、いかに天神という存在として人々の間に広く浸透していったかという天神の諸相を、会期中あわせて計111点で紹介する。
「天神万華鏡 ~常盤山文庫所蔵 天神コレクションより~」は渋谷区立松濤美術館で、2014年12月9日(火)~2015年1月25日(日)に開催。入館料は一般 500円、大学生 400円、高校生 250円、小・中学生 100円、65歳以上 250円。
この記事に関連した記事
- 東京都のニュース一覧 (2010年10月13日)
地域別ニュース
その他のニュース
- 共生社会を考える展覧会 ― 国立新美術館で「ここから4―障害・表現・共生を考える5日間」 (2019年12月03日)
- 国立新美術館で「ブダペスト ― ヨーロッパとハンガリーの美術400年」展 (2019年12月03日)
- 「琉球 美の宝庫」展の図録売上代金を首里城基金に ― サントリー美術館 (2019年12月02日)
- ヨコハマトリエンナーレ2020のタイトルが決定 ― 「Afterglow―光の破片をつかまえる」 (2019年11月29日)
- 8人の現代作家が古典と対決 ― 国立新美術館で「古典×現代2020」展、来春開催 (2019年11月28日)
- 日本初、公立の人形博物館 ― 「さいたま市岩槻人形博物館」が来年2月に開館 (2019年11月26日)
- 小布施・北斎館の名品が東京へ ― すみだ北斎美術館で「北斎 視覚のマジック」展 (2019年11月18日)
- AIが命名した展覧会 ― 森美術館で「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか」 (2019年11月18日)
- ものづくりの独自の世界観を紹介 ── 東京都現代美術館で「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」 (2019年11月15日)
- 根津美術館で「江戸の茶の湯 ー 川上不白 生誕三百年 ー」展 (2019年11月15日)