東京・世田谷区の静嘉堂文庫美術館で「~生誕200年記念~幕末の北方探検家 松浦武四郎展」が開催されている。
松浦武四郎は、伊勢国一志郡須川村(現在の三重県松阪市)生まれ。6回に渡って蝦夷地を調査し、初めて蝦夷内陸部の詳細を記した地図を作成した。明治2年には、蝦夷地の新たな地名選定の任を受け、「北海道の名付け親」としても知られている。
2018年は、北海道命名150年の節目の年。また、松浦武四郎生誕200年にもあたる。2019年春には、NHKで記念ドラマも放映されるなど、今注目の人物といえる。
展覧会では、蝦夷地探査結果を読みやすい紀行文としてまとめた「東西蝦夷山川地理取調紀行」や、明治15年撮影の現存唯一の松浦武四郎肖像写真に写る大首飾りなどを展示。「幕末の北方探検家」と「古物の大コレクター」という2面に焦点を当て、松浦武四郎の人物像に迫る。
「~生誕200年記念~幕末の北方探検家 松浦武四郎展」は静嘉堂文庫美術館で12月9日(日)まで開催。観覧料は一般 1,000円、大高生 700円、中学生以下は無料。
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