
東京国立博物館 「イスラーム王朝とムスリムの世界」会場
特定の国家や地域によらない、世界規模のイスラーム美術を紹介する展覧会が、東京で開催されている。
イスラーム教は、7世紀にアラブ人のムハンマドが預言者として唯一神に対する信仰を説き、創始した宗教。その後、アジアやヨーロッパ、北アフリカ、東南アジアへと広がり、キリスト教に次いで世界で2番目に信者の多い宗教にまで発展した。
今回の展示は、マレーシアの首都・クアラルンプールにあるマレーシア・イスラーム美術館の全面協力のもと開催が実現。 1万点以上のイスラーム美術品と、それに関する文献を所蔵し、コレクションは工芸品、宝飾品や細密画などジャンルも多岐にわたる。
会場は、初期イスラム王朝からはじまり、15章にわたり各地域・王朝の魅力溢れる歴史と文化を構成している。
「イスラーム王朝とムスリムの世界」は東京国立博物館・東洋館で2021年7月6日(土)~2022年2月20日(日)に開催。入館料は一般 1,000円など。

東京国立博物館 「イスラーム王朝とムスリムの世界」会場

東京国立博物館 「イスラーム王朝とムスリムの世界」会場

東京国立博物館 「イスラーム王朝とムスリムの世界」会場