永青文庫「中国陶磁の色彩 ―2000年のいろどり―」
唐三彩、白磁、青磁、青花、五彩など、色をテーマに中国陶磁を紐解いていく展覧会が、東京・文京区の永青文庫で始まる。
永青文庫は漢時代から清時代までの中国陶磁100点が収蔵。同館の設立者である細川護立は、日本において鑑賞に主眼を置いた「鑑賞陶器」として中国陶磁の需要が高まるなか、その価値をいち早く見出して蒐集。この分野では草分けの一人として位置付けられている。
展覧会では、主に護立の蒐集品より重要文化財3点を含む優品を展示。
あわせて、近代の洋画家・梅原龍三郎や、河井寬次郎、宇野宗甕などの陶芸家が中国陶磁を研究、題材にした作品も紹介する。
「中国陶磁の色彩 ―2000年のいろどり―」は、永青文庫で2024年1月13日(土) ~4月14日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円など。
永青文庫「中国陶磁の色彩 ―2000年のいろどり―」
永青文庫「中国陶磁の色彩 ―2000年のいろどり―」
永青文庫「中国陶磁の色彩 ―2000年のいろどり―」