静岡県長泉町のIZU PHOTO MUSEUMで「戦争と平和 ─ 伝えたかった日本」が開催されている。
名取洋之助・木村伊兵衛・土門拳・山端庸介・小柳次一・菊池俊吉・林重男ら日本の報道写真の担い手たちの仕事を中心に、戦中・戦後の報道写真を紹介する企画。
国際社会から孤立を深めていく時代に日本のイメージ向上を図った対外宣伝誌や、戦時下に国民の戦意高揚を図ったグラフ誌、作り手側のメンバーは変わらないまま内容が180度転換した占領下の写真集など、1930年代から50年代にかけての資料約1000点を展示。
空襲で未完に終わった10冊目の対外グラフ誌「FRONT」や、昭和天皇が見る前に布で隠された原爆犠牲者の写真など、貴重な資料が並ぶ。
「戦争と平和 ─ 伝えたかった日本」はIZU PHOTO MUSEUMで、2016年1月31日(日)まで開催。観覧料は一般 800円、高・大学生 400円、中学生以下は無料。
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