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レポート
50周年記念 タツノコプロテン
松屋銀座 | 東京都
「COOL JAPAN」は半世紀前から
「昆虫物語みなしごハッチ」「科学忍者隊ガッチャマン」「タイムボカンシリ-ズ」…「COOL JAPAN」という言葉が無かった時代に日本のアニメを牽引してきたのが、竜の子プロダクション(タツノコプロ)です。設立50周年を記念した展覧会が、松屋銀座で始まりました。
「科学忍者隊ガッチャマン」
「宇宙エース」
「科学忍者隊ガッチャマン」
「科学忍者隊ガッチャマン」のキャラクター設定
「タイムボカンシリーズ」。ヤッターマンのドロンジョは人気もの
「タイムボカンシリーズ」。壁には悪玉メカもずらり
会場。手前は「新造人間キャシャーン」のスケッチ
「ハクション大魔王」呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン
「マッハGoGoGo」
タツノコプロは竜夫、健二、豊治(九里一平)の吉田三兄弟が1962年に設立しました。当初は漫画の製作工房でしたが、1963年にアニメの企画を打診されたことをきっかけに、自社でアニメ制作を始めました。

記念すべき第一作は1965年に放映された「宇宙エース」。会場にはモノクロのオープニング画像や背景画などが展示されています。


「宇宙エース」

タツノコプロのヒーローの中でも印象深いのが「科学忍者隊ガッチャマン」。3シリーズで全205話が作られるヒット作となりました。子供向けのアニメながら、大人も充分楽しめる骨太なストーリーが特徴的でした。

会場では等身大の“大鷲の健”や、科学忍者隊のヘルメットなども展示。ちなみに1972年のキャラクター設定図は、湿式コピー紙(いわゆる青焼き)。こちらも時代を感じさせます。


「科学忍者隊ガッチャマン」

タツノコプロのギャグ路線の決定版が「タイムボカンシリーズ」。正義の味方と悪玉トリオがメカを使ってお宝を争奪するストーリーで、主役よりも人気を集めた悪玉トリオの掛け合いが見ものでした。タイムボカン、ヤッターマン、ゼンダマンと続き、全8作が放映されています。


「タイムボカンシリーズ」

メルヘン路線の第一弾が「昆虫物語みなしごハッチ」。母親を探しながら過酷な旅を続けるハッチの姿に涙を流した元少年少女も多いのではないでしょうか。


「昆虫物語みなしごハッチ」

「マッハGoGoGo」は「宇宙エース」に続くタツノコプロ第二作。天才レーサー・三船剛が「マッハ号」に乗って世界を駆けめぐるカーアクションです。心地よいメロディーの主題歌も流行しました。


「マッハGoGoGo」

この項で紹介できなかった作品も「ハクション大魔王」「新造人間キャシャーン」「樫の木モック」「けろっこデメタン」など、記憶に残る名作が目白押し。いかにタツノコプロの影響力が強かったか、再認識させられました。

近年も新作アニメ映画や、原作を元にした実写版などで、改めて注目を集めているタツノコプロの世界。日本が世界に誇るアニメ文化の原点は、まさにここに溢れています。(取材:2012年8月8日)

マンガ手帳2012 タツノコプロ編

タツノコプロ (著)

東京書籍
 

会場
会期
2012年8月8日(水)~8月20日(月)
会期終了
開館時間
10:00~20:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日は17:00閉場
※展覧会によっては、開館時間が変更になる場合がございます。
休館日
1月1日は休業日
住所
東京都中央区銀座3-6-1
電話 03-3567-1211(大代表)
03-3567-1211(大代表)
公式サイト http://www.tatsunoko.co.jp/tatsunokoproten/
料金
一般 1000円(700円) / 高大生 700円(400円) / 中学生以下無料
※( )内は前売料金
※詳細はホームページをご覧下さい。
展覧会詳細 50周年記念 「タツノコプロテン」 詳細情報
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