展覧会場から ヨハネス・フェルメール《ヴァージナルの前に座る若い女性》1670-72年頃
新型コロナウイルスの影響で東京展の開幕が延期されていた「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」は、大幅に会期を変更して開催される事となった。
同展は読売新聞社などが主催し、世界屈指の美の殿堂として知られる英国のロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵する61作品を紹介する展覧会。
ロンドン・ナショナル・ギャラリーからまとまったかたちで作品が国外に貸し出される事は極めて珍しく、フェルメール《ヴァージナルの前に座る若い女性》、レンブラント《34歳の自画像》、ゴッホ《ひまわり》など、作品はすべて日本初公開だった。
東京展は国立西洋美術館で2020年3月3日(火)~6月14日(日)に開催される予定だったが、報道向けの内覧会は実施されたものの、一般向けの開幕は延期に。
東京展は新たに、開幕日未定~2020年10月18日(日)で実施。日時指定制度を含む新たな入場方法が導入されるという。
大阪展も国立国際美術館で7月7日(火)~10月18日(日)に開催される予定を、2020年11月3日(火・祝)~2021年1月31日(日)の開催に変更する。
新型コロナウイルスをめぐっては、多くの展覧会の中止・延期が発表されている。
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