冬の星座と星の一生 イベント

    明石市立天文科学館 | 兵庫県

     冷たい季節風が吹く冬の夜空には、夜空には、オリオン座を中心にして、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座などの明るい星座がせいぞろいしています。  オリオン座の中央部に有名な大星雲があります。気薄な水素ガスが2万度以上もある高温度の星から出る紫外線を受けて光っているのです。オリオン座には、このほかにも散光星雲や暗黒星雲が多くあり、このようなガスや微粒子の多いところから、星が生まれてきます。  おうし座のプレアデス星団は、生まれて間のない若い星が、せまい範囲に集まっています。肉眼では6~7つ、望遠鏡では百数十個の星の集まりであることが分かります。  星は、誕生したときの質量が大きいほど水素の融合反応が激しく、高温になり、水素を早く使い果たします。ですから質量の重い星ほど寿命が短く、軽い星ほど寿命が長いのです。  星は、水素を使いはたすと、中心部で重い元素が作られます。そして、中心部はそれ自身の重さでどんどん収縮して高密度になっていきます。大きな質量の星は、進化の最後に大爆発をおこします。おうし座には、カニ星雲と呼ばれる星雲があります。これは、1054年に爆発を起こした超新星のあとで、ガスが毎秒1200kmのスピードで膨張しています。星雲の中心には、1立方センチメートルあたり10億トンという超高密度に圧縮された中性子星があります。
    会期
    2004年1月15日(木)〜2月29日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館16:30まで)
    料金
    大人700円、中高生400円、小人300円 ※団体割引 30名以上1割引、100名以上2割引 ※障害者、高齢者の方は手帳の提示により半額
    会場
    明石市立天文科学館
    住所
    〒673-0877 兵庫県明石市人丸町2-6
    078-919-5000
    おすすめレポート
    学芸員募集
    あべのハルカス美術館 学芸員募集 [あべのハルカス美術館]
    大阪府
    北海道標津町文化財担当職員募集 [標津町ポー川史跡自然公園]
    北海道
    新潟市歴史博物館 学芸員(嘱託職員)募集! [新潟市歴史博物館]
    新潟県
    独立行政法人国立美術館 国立新美術館 学芸課研究補佐員(情報資料室)公募(2025年8月1日17時締切) [国立新美術館]
    東京都
    京都芸術センター プログラムディレクター募集 [京都芸術センター]
    京都府
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで
    開催中[あと71日]
    2025年7月1日(火)〜9月28日(日)
    2
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」
    開催中[あと86日]
    2025年7月12日(土)〜10月13日(月)
    3
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと15日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    4
    TOKYO NODE | 東京都
    デザインあ展 neo
    開催中[あと66日]
    2025年4月18日(金)〜9月23日(火)
    5
    三菱一号館美術館 | 東京都
    ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠
    開催中[あと50日]
    2025年5月29日(木)〜9月7日(日)