「〈日本画〉の魅力にせまる-宇田荻邨(うだてきそん)《山村(さんそん)》、80年ぶりの公開へ-」

    三重県立美術館 | 三重県

     2005年度、三重県立美術館のコレクションに新たな作品が加わりました。穏やかな色調で山間の村の情景が描かれたこの作品こそ、第6回帝展(1925年)で特選を得たのち、長らく行方知れずとなっていた宇田荻邨の幻の名作、《山村》です。三重県立美術館が荻邨作品の収集を続けていることを知ったご所蔵者から連絡をいただき所在が判明、当館に収蔵されるに至りました。かつて2つに分断され、長い間別々に保管されてきたこの作品は、荻邨の生まれた三重の地で再会を果たし、本来の姿によみがえりました。この《山村》を約80年ぶりに公開いたします。  今回の展覧会では、生誕110年をむかえる宇田荻邨作品をはじめとして、三重県立美術館が所蔵する日本画コレクション-江戸時代の絵画も含む-をご紹介します。当館の日本画コレクションの中核をなす曾我蕭白作品、伊勢長島藩主・増山雪斎や江戸時代のもっとも知られた画僧のひとりである月僊の作品など、三重県立美術館の特徴ある日本画コレクションをどうぞお楽しみください。本展が、当館所蔵の〈日本画〉を身近に感じていただくきっかけのひとつとなることを、さらにはその作品の新たな魅力を発見していただく場となることを願っています。
    会期
    2006年11月14日(火)〜2007年1月8日(月)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般500(団体400)円、高大生400(300)円、小中生無料 ※( )内は20名以上の団体料金。 ※身体障害者手帳等をお持ちの方及び付き添いの方1名は観覧無料。
    休館日 月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
    会場
    三重県立美術館
    住所
    〒514-0007 三重県津市大谷町11
    059-227-2100
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