2015年3月2日(月)、東京・上野公園の国立西洋美術館で「グエルチーノ展」のプレス向け内覧会が開催された。
イタリア・バロック美術を代表する画家であるグエルチーノ(本名ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエーリ)を紹介する、国内初の展覧会。
グエルチーノは、かつてはイタリア美術史における最も著名な画家に数えられていたが、19世紀半ば以降には次第に忘れられた存在に。ただ、近年は再評価の試みが続けられており、イタリアを中心に、大規模な展覧会がいくつも開催されている。
展覧会は、約40点の油彩画でグエルチーノの画業を辿る企画。国立西洋美術館もグエルチーノの油彩画《ゴリアテの首を持つダヴィデ》を所蔵しているが、加えて多くの作品がチェント市立絵画館から出品される。
チェントは2012年5月の大地震で市立絵画館も被災し、絵画は守られたものの、絵画館は現在も閉館したまま。展覧会の収益の一部は、絵画館の復興に充てられる。
「グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家」は国立西洋美術館で、2015年3月3日(火)~5月31日(日)に開催。入館料は一般 1,500円、大学生 1,300円、高校生 800円。前売りはそれぞれ200円引きで2015年3月2日(月)23:59まで発売。
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