2015年10月7日(水)、東京・千代田区の東京国立近代美術館工芸館で「栗木達介展 ─ 現代陶芸の鬼才」のプレス向け内覧会が開催された。
既成の伝統や常識にとらわれず、やきものの素材と特質を自らの視点と思考でとらえた造形を繰り広げ、現代陶芸に対する問題意識を表してきた栗木達介(1943-2013)を紹介する企画。
栗木達介は愛知県瀬戸市生まれ。京都市立美術大学で富本憲吉や近藤悠三、藤本能道、清水裕詞に学び、卒業後は瀬戸で作陶を開始。朝日陶芸展や日本現代工芸美術展、日展等で大賞の受賞を重ね、陶芸界の次代を担う作家として活躍した。
展覧会では、初期の器を含め代表的なオブジェ作品、そして後年の伝統の器とオブジェの狭間に在る新たな陶芸を追求した作品など、約90点を厳選して紹介する。
「栗木達介展 ─ 現代陶芸の鬼才」は東京国立近代美術館工芸館で、2015年10月8日(木)~12月13日(日)に開催。観覧料は一般 700円、大学生 400円、高校生以下は無料。
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