2018年10月19日(金)、東京・港区の根津美術館で特別展「新・桃山の茶陶」のプレス向け内覧会が開催された。
16~17世紀初頭に作られた「桃山の茶陶」に焦点をあてた企画展。
この時代に、日本の茶陶は大きく飛躍。信楽・備前・伊賀の大胆な篦目(へらめ)と歪み、志野の白釉に浮かぶ力強い鉄絵、織部の多彩な形と爽快な釉薬の掛け分け、唐津の自由な文様表現と、唐物(からもの)とは異なる魅力的な和物茶陶が数多く生まれた。
根津美術館では平成元年(1989)に「桃山の茶陶」展を開催しているが、その間の研究の成果にも言及。京都三条瀬戸物屋町で桃山茶陶が大量に出土した事もふまえ、「生産」と「流通」という観点から最新の桃山の茶陶の世界を紹介する。
特別展「新・桃山の茶陶」は根津美術館で、2018年10月20日(土)~12月16日(日)に開催。観覧料は一般 1,300円、学生 1,000円、中学生以下は無料。
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