特別展「新・桃山の茶陶」

    根津美術館 | 東京都

    信楽・備前・伊賀の大胆な箆目(へらめ)と歪み、志野の白釉に浮かぶ力強い鉄絵、織部の多彩な形と爽快な釉薬の掛け分け、そして唐津の自由な文様表現。16~17世紀初頭に作られたこれら「桃山の茶陶」は、唐物にはない和物茶陶ならではの魅力に溢れ、日本を代表するやきもののひとつとなっています。 根津美術館では平成元年(1989)に『桃山の茶陶』展を開催しました。それからおよそ30年が経過し、その間、研究も著しく進展しました。最も大きな発見は京都三条瀬戸物屋町と、それを営んだ商人たちの存在です。この時代に、現代の私たちが見ても斬新に感じるデザイン感覚を備えた茶陶が誕生したのは、顧客の変化と増大を背景とする新たな流通ルートが作られたからでもあるのです。 本展覧会では「生産」と「流通」という観点から、伝世品とあわせで、京都で出土した資料を通し、最新の「桃山の茶陶」の世界をご覧いただきます。
    会期
    2018年10月20日(土)〜12月16日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般 1,300(1,100)円 / 学生 1,000(800)円 / 中学生以下 無料

    ※( )内は前売券および20名以上の団体料金
    ※前売券は「禅僧の交流―墨蹟と水墨画を楽しむ」展開催中、根津美術館ミュージアムショップにて販売
    休館日 月曜日
    公式サイト http://www.nezu-muse.or.jp/
    会場
    根津美術館
    住所
    〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
    03-3400-2536
    特別展「新・桃山の茶陶」のレポート
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    発掘された“瀬戸物商店街”
    茶陶の歴史において、ひときわ輝いている桃山時代。信楽・備前・伊賀・志野・織部・唐津と、各地で独創的なやきものが多数生まれました。約30年前の展覧会を踏まえて「生産」と「流通」から桃山の茶陶を振り返る展覧会が、根津美術館で開催中です。
    会場
    会期
    2018年10月20日(土)~12月16日(日)
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