
国立映画アーカイブ「没後10年 映画監督 大島渚」会場
2013年に亡くなった映画監督・大島渚(1932-2013) の映画人生を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
27歳で映画監督としてデビューした大島渚は、映画の自由を追い求め、作品毎に主題やスタイルを刷新し、常識を破る映画作品を制作。
松竹撮影所では『青春残酷物語』(1960年)を制作したほか、自ら興したプロダクション「創造社」では『日本の夜と霧』(1960年)、『絞死刑』(1968年)、『少年』(1969年)といった問題作を生み出した。
また、センセーションを巻き起こした日仏合作『愛のコリーダ』(1976年)や『戦場のメリークリスマス』(1983年)では、映画界だけでなく、日本社会そのものにも大きな刺激を与えた。
展覧会では『戦場のメリークリスマス』に出演し、先日死去した坂本龍一の関連資料も含めて、原稿や企画書、ポスターなど膨大な作品資料を展示。映画監督・大島渚を多面的に紹介する。
「没後10年 映画監督 大島渚」は、国立映画アーカイブで2023年4月11日(火)~8月6日(日)に開催。入館料は一般 250円など。

国立映画アーカイブ「没後10年 映画監督 大島渚」会場

国立映画アーカイブ「没後10年 映画監督 大島渚」会場

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