
東京・文京区の弥生美術館で「わが青春の『同棲時代』 上村一夫×美女解体新書展」が開催されている。
大ヒット漫画「同棲時代」によって一大センセーションを巻き起こし、時代の寵児となった漫画家・上村一夫(かみむらかずお:1940~1986)の画業を振り返る企画展。
上村一夫は横須賀生まれ。武蔵野美術大学卒業後イラストレーターとして活動した後、1967年に漫画家としてデビュー。アクションが主流だった劇画の世界で、男性の添え物的な役回りを強いられていた女性を主人公として抒情豊かに描き、「昭和の絵師」「劇画界の竹久夢二」などと称された。
展覧会では人気漫画の原稿を初め、資料や愛用品なども含めて約500点を紹介。45歳で急逝した上村の美学を網羅的に展観する。
上村は1986年に死去。会期中の1月11日(月・祝)で、ちょうど没後30年となる。
「わが青春の『同棲時代』 上村一夫×美女解体新書展」は弥生美術館で3月27日(日)まで開催。観覧料は一般 900円、大・高生 800円、中・小生 400円。
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