リニューアルされたサントリー美術館のエントランス
昨年11月から休館していたサントリー美術館の改修工事が終わり、7月22日(水)にリニューアルオープンする。
サントリー美術館は東京ミッドタウンの開業にともない、2007年に赤坂見附から六本木に移転。今回は移転後、初めての大規模改修工事で、エントランスやミュージアムショップ、カフェなどをリニューアル。美術館を設計した隈研吾建築都市設計事務所が監修した。
エントランスは水をイメージしたガラスのカウンターを設置。以前は木だったカウンター背面は、和紙に。ショップやカフェの壁面はブロンズのメッシュとなった。
天井の耐震性を強化、展示室内の照明はLEDに変更された。受付・案内スタッフの制服も一新された。
リニューアルを記念した展覧会は「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展。「装い」「祝祭・宴」「異国趣味」の3章で、館蔵品の中から生活を彩ってきた華やかな優品を展示。あわせて、古美術に造詣の深い現代作家の山口晃、彦十蒔絵・若宮隆志、山本太郎、野口哲哉の作品も紹介。現代アートと伝統美術のコラボレーション展示を行う。
当初のリニューアルオープン予定は5月13日(水)だったが、新型コロナウイルスの影響で遅れていた。
サントリー美術館リニューアル・オープン記念展 Ⅰ「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」は、2020年7月22日(水)~9月13日(日)に開催。入館料は一般1,500円など。美術館でも販売されるが、事前のオンラインチケット購入を推奨している(登録不要、手数料無料)
サントリー美術館「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」会場風景
関連サイト:サントリー美術館
関連サイト:サントリー美術館公式オンラインチケット