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ボテロ展 ふくよかな魔法
京都市京セラ美術館 | 京都府


京都市京セラ美術館


「ふくよかな魔法」として知られるフェルナンド・ボテロ。コロンビア出身の90歳にして未だ現役のアーティストの、国内では26年ぶりとなる展覧会です。



《モナ・リザの横顔》 2020年


会場に入っていくと、デフォルメされた静物画、人物画のオンパレード。とても色鮮やかで美しく、彼が生まれ育った南米コロンビアを彷彿とさせられます。ある時、彼がマンドリンのサウンドホールを小さく描いてみると、デフォルメされたふくよかなマンドリンが現れ、彼のオリジナリティあふれる作風はここから確立されていったそうです。



《楽器》1998年



《黄色の花》2006年


親しみやすいぽっちゃり作品は甘い蜜となって私たちを彼の絵の中に誘い出しているよう。ぽっちゃりと太った、おおらかでちょっとコミカルな風貌の人に警戒しませんよね。そして絵の中の人たちのありそうで、あり得ないポージング。近づいて見れば見るほど「えっ?何これ?どういうこと?」と言わずにいられない。気づくといつの間にかボテロの魔法にかかって、不思議な世界に迷い込んでしまっていました。



《バーレッスン中のバレリーナ》2001年



《踊る人たち》2002年


どのコーナーでも彼の独特の異世界を旅して、絵と会話するのが楽しくなってきます。



《通り》2000年


特に興味深かったのは「踊る人たち」。青い下絵の線がスパイスとなって、あたかも動いているかのような錯覚をしてしまうドローイングで、他の作品とはちょっと違う一面が見られました。



《踊る人たち》2019年


見れば見るほど発見があるボテロの作品ですが、今回のボテロ展に合わせて京都シネマでのみ10月14日から上映されています。どんなストーリーの世界になっているのか、こちらも今から楽しみです。



会場風景


[ 取材・撮影・文:Marie / 2022年10月5日 ]


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会場
京都市京セラ美術館
会期
2022年10月8日(Sa)〜12月11日(Su)
会期終了
開館時間
10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日
住所
〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
電話 075-771-4334
公式サイト https://www.ytv.co.jp/botero2022/
料金
[団体券]一般・大学生/1,600円、中学・高校生/ 1,100円
[当日券(平日)]一般・大学生/1,700円、中学・高校生/ 1,200円
[当日券(土日祝)]一般・大学生/1,800円、中学・高校生/ 1,300円
※学生料金でご入場の際には学生証をご提示ください ※本券の変更・払戻・再発行・転売不可
※団体は20名以上 
※小学生以下無料
展覧会詳細 ボテロ展 ふくよかな魔法 詳細情報
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