笠間芸術の森陶芸展　カサマソダチ

　茨城県では、現在は約400名にのぼる陶芸家が笠間を中心に活動しています。笠間の地に育ち根付いた彼らの作品は、個性豊かに繚乱するという様相を呈しているのが今日の特色です。本展覧会では、県窯業指導所での研修を修了し、独立後も意欲的な作品を発表し続ける荒田耕治（あらた　こうじ）、伊藤東彦（いとう　もとひこ）をはじめとする作家57名の代表作約100点を展示します。また、作家同士のつながりや意外なプロフィールと同時に、作品だけではわからない陶芸作家のいわば「アイデンティティー」をも知ることができるよう紹介します。