~粋と妖艶、華麗なる流線美~

    挿絵画壇の鬼才 岩田専太郎展

    弥生美術館 | 東京都

     6万枚-。  この数字は、一般に言われている、岩田専太郎が生涯に描いた挿絵の枚数です。  長い挿絵の歴史の中でも、専太郎ほど長期間に渡って人気を保ち続けた挿絵画家は他にいません。  明治34年、浅草に生まれた岩田専太郎は、大正9年に博文館発行の『講談雑誌』で挿絵画家としてデビューしました。  依頼、雑誌や新聞を舞台に、時代小説・現代小説・探偵小説などあらゆるジャンルの挿絵を常に新鮮な感覚で描き、どんな小説家にもそれぞれに相応しい挿絵を提供しました。  専太郎は、浮世絵の伝統を基盤にしながらも、時代の流行を敏感にとらえ、つぎつぎに画風を変化させていきました。そして、大胆な遠近法や装飾的な画面構成、映画のクローズアップやアングルなどを、新しい印刷技術を先取りしながら試み、「和製ビアズレー」「専太郎調」といわれる独自のスタイルを確立していきました。  専太郎の当然の死から30年が過ぎました。  デビューから50余年、常に挿絵画家のトップに君臨し、死の直前までペンを走らせていた専太郎-。本展では、挿絵に殉じた生涯を送った、挿絵画壇の鬼才・専太郎の、その壮絶なる画業をご紹介いたします。
    会期
    2006年1月3日(火)〜3月28日(火)
    会期終了
    開館時間
    午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分までにお願いします)
    料金
    一般800円、大・高生700円、中・小生400円 ※竹久夢二美術館も併せてご覧いただけます。 ※団体20名様以上、お一人様100円引きになります。
    休館日 月曜日(ただし1月9日(月・祝)開館、1月10日(火)閉館)
    会場
    弥生美術館
    住所
    〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3
    03-3812-0012
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