~五節供の最後を締めくくる大切な行事~

    「9月9日 重陽の節句」

    冨田屋 | 京都府

     9月9日は重陽の節句、別名菊の節句と言います。古来中国では、奇数は縁起のよい陽の数字とされ、一番大きな陽の数字9が重なる9月9日が「重陽」といわれています。菊花を浮かべた酒を飲めば長寿に恵まれるという中国に古くから伝わる年中行事にちなんで、菊の節句とも言われます。自分や家族の長寿や、一家の繁栄を祈る行事です。  この日には、菊酒を飲んで邪気を祓い長寿を願ったり、「菊の被綿(きせわた)」と言って、前日に菊の花に綿をかぶせ、菊の香りのする露を含んだ綿で肌を撫でて身を清めたりします。  菊とはもともと日本の花ではなく、古代中国では、邪気を祓い長生きする効能があると信じられていました。それが奈良時代に薬用として中国から伝わってきました。  現在では重陽の行事が残っているところはほとんどありませんが、菊のコンクールや菊にちなんだ料理を食べる習わしは名残として残っています。
    会期
    2006年9月9日(土)〜10月9日(月)
    会期終了
    開館時間
    9:00~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    会費:8400円
    会場
    冨田屋
    住所
    〒602-8226 京都府京都市上京区大宮一条上ル
    075-432-6701
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