宮本三郎の裸婦—晩年の作品を中心として—

    世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 | 東京都

    1998年、世田谷区は洋画家・宮本三郎(1905-1974)のご遺族より、膨大な作品とともに宮本が居住していた土地の寄贈を受けました。油彩298点、素描約3,000点の作品は世田谷美術館に収蔵され、1999年には世田谷美術館で「よみがえる宮本三郎」展を開催、寄贈作品を広くご紹介しました。そして、2004年4月、宮本が長きにわたり制作の拠点とした奥沢のこの地に、世田谷美術館分館として宮本三郎記念美術館を開館、これまで計20本の展覧会を通じて宮本の作品のご紹介と検証を行ってきました。ただ、2011年度、世田谷美術館が改修工事により休館するのを機に、展示室では宮本三郎の作品以外の収蔵品で展覧会を開催いたします。これらの企画をお楽しみいただきつつ、宮本三郎の作品も合わせてご覧ください。今回展示しているのは、宮本三郎の晩年にあたる1970年前後の裸婦をモチーフとした作品です。裸婦は、宮本がその生涯で最も頻繁に描いたモチーフであったと言えますが、晩年の裸婦は赤を中心としたきわめて鮮やかな色彩で描かれたことに大きな特徴があります。これについて、文枝夫人が実に興味深いことを語っています。
    会期
    2011年4月1日(金)〜9月25日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    公式サイト http://www.miyamotosaburo-annex.jp/index2.htm
    会場
    世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
    住所
    〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-38-13
    03-5483-3836
    おすすめレポート
    学芸員募集
    北海道標津町文化財担当職員募集 [標津町ポー川史跡自然公園]
    北海道
    松山市立子規記念博物館 学芸員募集中! [松山市立子規記念博物館]
    愛媛県
    福島県立美術館 学芸員募集 [福島県立美術館]
    福島県
    足立区立郷土博物館「博物館専門員(美術史)」の募集(会計年度任用職員) [足立区立郷土博物館]
    東京都
    大洗町幕末と明治の博物館 学芸員募集中! [大洗町幕末と明治の博物館]
    茨城県
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
    もうすぐ終了[あと13日]
    2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
    2
    アーティゾン美術館 | 東京都
    クロード・モネ -風景への問いかけ
    開催まであと257日
    2026年2月7日(土)〜5月24日(日)
    3
    TOKYO NODE | 東京都
    デザインあ展 neo
    開催中[あと120日]
    2025年4月18日(金)〜9月23日(火)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと69日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    5
    東京都美術館 | 東京都
    ミロ展
    開催中[あと41日]
    2025年3月1日(土)〜7月6日(日)