シルクロードの記憶

秋田県とこれまで交流を続けてきた中国甘粛省の全面的協力によって実現した文化交流展「シルクロードの記憶」。第一部では世界遺産莫高窟の仏教壁画を、第二部では新石器時代、西晋時代、漢代と、３つの時代の副葬品をご覧いただくことができます。 目玉は何と言っても、最新のデジタル技術によって再現された莫高窟壁画１２点です。敦煌研究院が１９９９年から進めてきたデジタル化事業の成果が、中国国外で初めて公開されます。 圧倒的なスケールで再現された、美しい仏教壁画の世界をご堪能ください。 第二部では２００３年から２００５年にかけて実施された県省合同発掘調査による武威市磨嘴子遺跡の出土品を中心に、１１０点の文物を展示。中国の国宝にあたる『儀礼』木簡、重要文化財にあたる１５点の文物など、副葬品を通して当時の人々の想いを探ります。 ぜひご来場ください。