開館25周年記念 魅惑のニッポン木版画

    横浜美術館 | 神奈川県

    木版画は、日本人にとって最も親しみ深い芸術表現のひとつといえるでしょう。 江戸時代、浮世絵版画が一世を風靡し、木版画は「庶民の芸術」として定着しました。この時期には、人々の暮らしにより密着した千代紙や引き札なども木版技法で作られました。大正時代には、木版本来の力強い表現力を生かした「創作版画」や、浮世絵の繊細な線や鮮やかな色彩を受け継ぐ「新版画」が誕生しました。また、木版ならではの柔らかい風合いと近代的なデザインが融合した本の表紙や絵封筒なども、当時の人々の暮らしを彩っています。 伝統と革新の上に独自の発達をとげてきた日本の木版画は、戦後、国際的に大きな脚光を浴びることとなります。それにともなって国内でも木版画熱は再び高まりをみせ、以降、様々な複製技術が発達した現代にいたるまで、木版という伝統技法にこだわって制作を続けているアーティストが数多くみられます。 横浜美術館は幕末から現代までの約1,600点におよぶ木版画を所蔵しています。この展覧会では、当館の収蔵品を中心に、現代作家による新作も加えた約220件を通じて、各時代の木版表現の粋をご紹介します。庶民性と独創性にあふれる「魅惑のニッポン木版画」の世界を、どうぞご堪能ください。 ※会期中、一部展示替えがございます。
    会期
    2014年3月1日(土)〜5月25日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00
    (入館は閉館の30分前まで)
    料金
    一般 1,100(1,000)円/大学・高校生 700(600)円/中学生 400(300)円/小学生以下無料
    ※( )内は有料20名様以上の団体料金(要事前予約)
    ※毎週土曜日は、高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
    ※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料

    ※3月29日(土)は無料開館日
    休館日 木曜日休館
    公式サイト http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2013/woodcut/index.html
    会場
    横浜美術館
    住所
    〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
    045-221-0300
    開館25周年記念 魅惑のニッポン木版画のレポート
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    幕末から現代まで、木版画の歩み
    木の板に下書きをして、彫刻刀で彫り、絵の具を塗って紙を載せ、“ばれん”で摺る。学校の授業でもお馴染みの木版画は、日本人にとって馴染みが深い芸術表現のひとつです。幕末から現代まで、日本の木版画表現の歩みを辿る展覧会が、横浜美術館で開催中です。
    会場
    会期
    2014年3月1日(土)~5月25日(日)
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