わが愛憎の画家たち ― 針生一郎と戦後美術

    【2023年6月19日から休館】宮城県美術館 | 宮城県

    仙台市出身の針生一郎(1925-2010)は、文芸評論から出発しましたが、1950年代に刊行された雑誌『美術批評』に芸術論や展覧会評を寄稿して注目され、中原佑介、東野芳明とともに“美術評論の御三家” と呼ばれる存在となりました。戦後、美術が自律した芸術表現として純粋性の追求に向かう潮流の中で、針生は一貫して「社会と人間」という視点をもって、作家たちの表現行為と作品を批評してきました。そして、行動する評論家として、晩年までさまざまな文化運動にも関わり続けました。 現実を見据え、そこに前衛としての芸術家の在り方と創作の意義を問い続けた針生の思想と活動は、敗戦から今日に至る日本の美術史に、ひとつの地下水脈を形成してきたといえましょう。この展覧会では、主に1950~70年代に針生が関わった芸術運動や展覧会に焦点をあて、著書『わが愛憎の画家たち』などで論評した作家と作品を紹介し、ひとりの評論家の視線を通して戦後美術史を再読します。
    会期
    2015年1月31日(土)〜3月22日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00 (発券は閉館の30分前まで)
    料金
    一般 1,000円(900円)/学生 800円(700円)/小・中学生,高校生 400円(300円)
    ※( )内は20名以上の団体料金
    休館日 月曜日休館
    公式サイト http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20150131-s01-01.html
    会場
    【2023年6月19日から休館】宮城県美術館
    住所
    〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
    022-221-2111
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