エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展

    伊丹市立美術館【長期休館中】 | 兵庫県

    不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつエドワード・ゴーリー(Edward Gorey, 1925-2000)。日本では異色の絵本作家として知られており、『ギャシュリークラムのちびっ子たち』や『うろんな客』、『不幸な子供』などの絵本が次々と邦訳され、人気が高まっています。 ミステリー小説のような物語と、押韻・造語・古語などを駆使した言葉、そして、壁紙や陰影までペンで細かく描かれた魅惑的な絵。ゴーリーの作品は、不気味でナンセンス、そして優雅なユーモアが余韻となり、時に読者を不安な気持ちに陥れます。その魅力に多くの人々が虜となり、シュルレアリストのマックス・エルンストや、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンをはじめ、多くの文化人もゴーリー作品の愛好家でした。 しかし、邦訳されている絵本は、ゴーリーというアーティストのほんの一面に過ぎません。ゴーリー自身が文章と絵を手がけた主著(Primary Books)だけで100冊を超え、さらに、他人の文章につけた挿絵、映画の脚本、舞台・衣装のデザイン、テレビ番組のオープニングアニメーション、演劇やバレエのポスターなど、その制作活動と才能は多岐にわたります。 日本初の回顧展となる本展では、ゴーリーの没後、エドワード・ゴーリー公益信託とブランディワイン・リバー美術館によって準備され、世界伊各国を巡回した原画展を元に、個人コレクターの収蔵品を加え、貴重な原画・草稿・書籍など約350点を展示します。ゴーリーの多彩な制作活動を紹介するとともに、謎に満ちた優雅な秘密に迫ります。
    会期
    2016年4月2日(土)〜5月15日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館17:30まで)
    料金
    一般800(700)円、大高生450(350)円、中小生150(100)円
    *( )内は20 名以上の団体割引*兵庫県内の小中学生はココロンカード呈示にて入場無料*4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
    休館日 月曜日(ただし5月4日は開館、5月7日は振替休館)
    公式サイト http://artmuseum-itami.jp/
    会場
    伊丹市立美術館【長期休館中】
    住所
    〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
    072-772-7447
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