藍の仕事着 Japanese Indigo-dyed Work Clothes

    国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館 | 東京都

    江戸中期から昭和初期まで、庶民の生活の中で広く愛用されてきた木綿の藍染。職人の袢纏(はんてん)も、農民の仕事着も、また風呂敷から夜具地(やぐじ)まで、生活のあらゆる面で藍染の布が使われていました。江戸時代には、奢侈禁止令により贅沢を禁じられていた庶民にとって、藍染の衣類は許される唯一の贅沢でもありました。人々は筒描(つつがき)や型紙で文様を染め、また絣糸で様々な絵柄を織り上げました。そのどれもが、今日では考えられないほどの手間と労力によって作られています。 本展では所蔵資料の中から、屋号を染め抜いた袢纏や、絣の野良着、刺子(さしこ)を施したドンザなど、様々な藍の仕事着を紹介いたします。藍染の技術や文様ばかりではなく、仕事着の中にも「美」を追い求めた日本人の心の豊かさも知っていただければ幸いに存じます。 会期中10月8日(土)には、染織家の福井貞子氏による講演会を予定しています。(聴講無料・要予約)
    会期
    2016年9月6日(火)〜11月11日(金)
    会期終了
    開館時間
    10:00-17:00 (土曜日は 10:00-16:30)  
    *現在、臨時で開館日時を変更しています。
    料金
    無料
    休館日 日曜、月曜、祝日
    公式サイト http://subsite.icu.ac.jp/yuasa_museum/
    会場
    国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
    住所
    〒181-8585 東京都三鷹市大沢3-10-2
    0422-33-3340
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