円山応挙から近代京都画壇へ

    京都国立近代美術館 | 京都府

    18世紀の京都において、円山応挙は、実物写生の精神に基づいた写生画というジャンルを切り開きました。精緻に描かれた応挙の写生画は、爆発的な人気を博し、円山派という一流派を形成しました。四条派の祖である呉春は、初め与謝蕪村に学び、蕪村没後は応挙の画風を学んだことで、応挙の写生画に蕪村の瀟洒な情趣を加味した画風を確立しました。応挙、呉春を源泉とする円山・四条派は、塩川文麟、森寛斎、幸野楳嶺等を経て、近代京都画壇を牽引した竹内栖鳳、山元春挙、上村松園等を輩出しました。本展では、応挙、呉春から近代へいたる系譜を追うことで、円山・四条派の全貌に迫るとともに、京都画壇の様相の一端を明らかにするものです。
    会期
    2019年11月2日(土)〜12月15日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00、金曜・土曜日は~20:00

    ※入館は閉館30分前まで
    ※開館時間、休館日は臨時に変更する場合があります
    料金
    一般 1,500(1,300)円 / 大学生 1,100(900)円 / 高校生 600(400)円

    ※()内は、前売り・20名以上の団体料金
    休館日 毎週月曜日、11月5日(火)
    公式サイト https://okyokindai2019.exhibit.jp/
    会場
    京都国立近代美術館
    住所
    〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
    075-761-4111
    円山応挙から近代京都画壇へのレポート
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    「円山応挙から近代京都画壇へ」が、京都国立近代美術館で開かれています。金箔にひかれて、行ってきました。円山応挙は江戸時代中期の画家で、写生を重視したことに特徴があります。この展覧会では、円山応挙とその流れを受け継ぐ画家たちの作品が、四つの章(応挙、動物、人物、風景)で紹介されています。まずは「すべては応挙にはじまる。」の章から。展示会場に入ってすぐに目に入るのは、応挙による襖絵です。金箔に墨一色で描かれていますが、見る角度や光の当たり方によって、松の幹は茶色に、松葉は緑色に見えるとのこと。
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