
メンバーシップ、ボランティア、スポンサードなど、博物館における会員制度の意義と可能性について考えていく、博物館関係者向けの研修会が開催される。
近年、博物館に期待される役割は多様化、高度化している一方で、経営基盤や人員体制については厳しい状況も指摘されている。
コロナ禍の影響もあり、近年では国内の博物館においてもメンバーシップやスポンサードなどの会員制度等によるファンドレイジング活動への関心は高まっているが、実践にあたっては課題を抱えている博物館も多い。
本プログラムは、文化庁からの委託を受け、博物館経営に資する資源の調達に係る実証事業等を調査研究することで、我が国の博物館における持続的な経営基盤強化を図るための事業モデルについて検討するとともに、会員制度等を広く展開し社会実装化を進めるための施策の提案を行う事業として実施するもの。
会員制度等によるファンドレイジング活動の現状やそれらが果たす意義や可能性等に関する研修会とあわせて、今年度行う実証事業についての説明会を開催し、実証事業に協力できる博物館を募集する。
令和4年度文化庁事業「博物館機能強化推進事業(経営基盤強化に向けた組織改革の促進に関する実証事業)」
研修会「博物館における会員制度等の意義と可能性」と実証事業説明会
2022年8月16日(火)18:00~19:30
参加方法:ZOOMウェビナー
言語: 日本語
参加費: 無料
申込: 先着順(定員200名)
参加申込:https://forms.gle/DrNXWzDcN1bNjMXA6(申込期限:8月15日(月)18:00)
対象:学芸員など博物館職員、博物館の設置主体・運営主体の職員
詳細案内:https://tanseiken.jp/project/220720_bunka_release.pdf