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    現代における「床の間芸術」とは ― 泉屋博古館東京で「日本画の棲み家」展
    (掲載日時:2023年11月1日)

    泉屋博古館東京「特別企画展 日本画の棲み家」会場
    泉屋博古館東京「特別企画展 日本画の棲み家」会場

    かつて住友の邸宅を飾った日本画とその取り合わせを展観し、床の間や座敷を飾る日本画の魅力を紹介する展覧会が、東京で始まる。

    いにしえから描かれてきた日本画は、明治の西洋化で展覧会制度が導入されると、自ずと役割が変化。いわば床の間や座敷が展覧会場となり、巨大で濃彩な作品が増えるなど、その表現も変わっていった。

    一方で、このような時代のなかで住友家が収集した日本画は、むしろ邸宅を飾るために描かれた作品が多く、来客を迎えるための屏風や床映えする掛軸など、展覧会芸術とは逆行する柔和な性質と、吉祥的な内容を備えている。

    展覧会では館蔵の日本画を中心に、現代の作家が「床の間芸術」をテーマに描いた作品もあわせて展示。現代における「床の間芸術」を考えていく。

    「特別企画展 日本画の棲み家」は、泉屋博古館東京で2023年11月2日(木)~12月17日(日)に開催。入館料は一般 1,000円など。


    泉屋博古館東京「特別企画展 日本画の棲み家」会場
    泉屋博古館東京「特別企画展 日本画の棲み家」会場

    泉屋博古館東京「特別企画展 日本画の棲み家」会場
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