
東京・台東区の国立科学博物館で、地球館(北側部分)のリニューアル工事が終わり、2015年7月13日(月)、報道陣に公開された。
総合展示テーマ「人類と自然の共存をめざして」に基づき、施設の約3分の1にあたるスペースを改修。こどもから専門家まで多様な来館者が最先端の科学を楽しめる事を目指した。
1階「地球史ナビゲーター」には、地球館の展示全体をつなげるシンボルゾーンを設置。2階「科学技術で地球を探る」は、実験型装置や、ほぼリアルタイムの地球の姿を紹介する「観測ステーション」など。3階には、未就学児と保護者を対象にしたコーナー「親と子のたんけんひろば コンパス」を新設(入室整理券による当日予約制)。地下1階「恐竜の謎を探る」は、最新の恐竜研究の成果を展示に反映。地下3階「自然のしくみを探る」には、ノーベル賞受賞の小林・益川理論を実証した加速器・測定器の中心部分を実物展示するとともに、日本人の自然科学系ノーベル賞受賞者も一堂に紹介している。
一般公開は2015年7月14日(火)。開館時間は9:00~17:00(金曜日は~20:00)。入館料は一般・大学生620円、高校生(高等専門学校生含む)以下は無料。
国立科学博物館「地球館(北側部分)リニューアルオープン」の取材レポートはこちら発信:
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