《都新聞第八千九百三十七号付録》

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都新聞第八千九百三十七号付録 村田丹陵(むらたたんりょう) 大正2(1913)年1月1日

ニュースパーク(日本新聞博物館)


中国・宋時代に創案された禅の入門書「十牛図」の場面、「騎牛帰家(きぎゅうきか)」を描いた新聞付録。「十牛図」は牛を探す旅に出て、旅のなかで悟りを得るまでの過程を描く。牛と共に帰途に就くこの場面は、穏やかな心を得た牧人が、牛と一体になった様子を表現する。大正2(1913)年の干支は丑(うし)であり、縁起物として元日号の付録となった可能性が高い。


担当者からのコメント

明治時代から昭和初期にかけて、新聞各社は様々な付録を発行した。災害や戦争を描く図版、皇室の肖像画、家族で楽しめる双六や漫画、実用的な地図やカレンダーなど、多種多様な付録が作られ、正月の元日号には干支にちなんだ絵を付けることも多かった。当館では新聞付録を4,000点以上所蔵している。

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