特別展「発掘された日本列島2022」関連企画

    地域展 毛利総七郎・遠藤源七の考古コレクション

    -明治・大正・昭和戦前期の発掘と蒐集-

    石巻市博物館 | 宮城県

     文化庁主催の「発掘された日本列島」展は、埋蔵文化財に親しみ、その保護の重要性に関する理解を深める機会として、平成7年度から全国を巡回してきました。17回目を迎えた令和4年度は、石巻市博物館が会場の一つとなります。石巻会場では、特別展「発掘された日本列島2022」関連企画として、常設展示室の毛利コレクション展示室において、館蔵「毛利コレクション」を核に据えた、地域展「毛利総七郎・遠藤源七の考古コレクション-明治・大正・昭和戦前期の発掘と蒐集-」を開催いたします。  「毛利コレクション」とは、石巻在住の故毛利総七郎が70数年の人生をかけて、アイヌ民族資料・古鏡・古文書・マッチラベルなど10万点を超える量の資料を蒐集し、築き上げた一大資料群です。このうち考古コレクションに関しては、明治末年から昭和戦前期にかけて、毛利総七郎と畏友遠藤源七が石巻周辺の遺跡の発掘調査を行い、精力的な蒐集活動にによって築き上げたものです。  毛利コレクションの醍醐味は、現存する3,000通を超える手紙や、当時の発掘日誌を分析することによって、どのような時代背景の下、いつ・どこで・誰によって・発掘(あるいは蒐集)したものであるのか、その来歴を追うことができる点にあります。本地域展では、毛利・遠藤が発掘した考古資料、全国から集めた優品を、発掘日誌・写真・書簡等と併せて展示することで、同コレクションの形成過程の一端をご紹介します。  また、毛利・遠藤が明治42年~昭和5年にかけて発掘した沼津貝塚の出土遺物は、2,219点が東北大学に移管され、そのうち473点が国指定重要文化財に指定されています。今回、東北大学の協力を得て実現した、「陸前沼津貝塚出土品」103点(国指定重要文化財を含む)の“里帰り”展示は必見です!
    会期
    2022年9月17日(土)〜11月6日(日)
    会期終了
    開館時間
    午前9時~午後5時(最終入館 午後4時30分)
    料金
    常設展観覧料 一般300円、高校生200円、小中学生100円
    ※特別展「発掘された日本列島2022」を観覧される場合は、特別展・常設展(地域展)共通観覧料 一般600円、高校生400円、小中学生200円
    ※開館1周年の11月3日は、常設展観覧料は無料です。
    休館日 9月20日(火)、26日(月)、10月3日(月)、11日(火)、17日(月)、24日(月)、31日(月)
    観覧時間の目安 60分
    公式サイト https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/20102500/010/5062/museum/20220820125558.html
    会場
    石巻市博物館
    住所
    〒9860032 宮城県石巻市開成1-8
    0225984831
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