びちゃ
懐かしい作品の原画を見ることができて、興奮した。周囲も同年代の夫婦が多かったが、若い人も割といた。描く人とタイトルにあるように、パネルやフィギュアではなく、原画やセル画、アイデアスケッチ、原稿、等が展示のほぼ全てを占めていたのが良かった。
改めて見ると、やっぱり上手いなぁと思った。
特に腕の肉のつき方や体のしなやかさを滑らかに表現していて、色っぽさを感じる。
イラストの色は、軽いタッチのものは、色も軽くて綺麗だが、メインのものは暗い色や重い色合わせが多く、しつこいと思う。
図録は、ページ数も掲載されている点数も多かったが、資料として読む部分が少なく、イラストの掲載もページに納めるため小さく、安彦良和の漫画のコマ割りのような自由なレイアウトがなく、正直言って面白味が無かった。