海遊館「夏休みナイトツアー」は今年で10回目を迎え、これまでに4000人以上の方々が参加された海遊館の夏の恒例イベントとなっています。このツアーは海遊館の最終入館時刻の19:00にスタートし、トンネル型水槽の「アクアゲート」を抜けて、「太平洋」水槽のバックヤードを見学した後、徐々に消灯していく館内を、懐中電灯を手にした飼育係員と一緒に見学します。ジンベエザメをどのように水槽へ入れたかなどツアーに参加しないと聞けない飼育の裏話などを聞きながら生き物たちの夜の様子を観察し、その生態について楽しみながら学ぶことができます。
夕暮れから夜にかけて、館内の生き物たちの様子は少しずつ変化していきます。昼間は活発に活動していたラッコが水面で仲良く寄り添って寝ている様子やペンギンやオオハシの変わった寝姿、サンゴなど物陰に隠れて眠っている魚の様子や、逆に昼間は岩陰などでじっとしていたウツボやイセエビ、タコなどの夜行性の生き物が活発に行動する様子などを飼育係員が解説していきます。また、静まり返った館内では、昼間にはなかなか聞き取ることのできないカマイルカの鳴き声が聞こえることもあります。この楽しいツアーで昼間では見ることのできない生き物たちの様子を観察し、一味ちがった「夜の海遊館」を楽しんでいただきたいと考えています。