「江戸幕府とロシア」展

    【2025年度中まで全館休館予定】東京都江戸東京博物館 | 東京都

     1792年(寛政4)、神昌丸漂民(大黒屋光太夫ら)を伴い、ラックスマンが根室に来航します。ロシアの目的は日本との通商にありました。そこでラックスマンに渡した信牌を携え、1804年(文化元)にはレザノフが長崎に来航します。しかし方針が変わった幕府は通商を拒否します。その後、ロシアは蝦夷地を襲撃し、日ロ関係は緊迫度を増し、幕府は蝦夷を直轄地とします。  一方、江戸に送られた光太夫と磯吉は11代将軍家斉の上覧に浴し、伊勢への帰郷も一時果たしますが、その後は幕府お養いの身として一生を江戸の番町薬園で終えます。  1813年(文化10)、捕虜を交換し、日ロ関係はここに融和します。幕末期には他の諸外国同様、和親条約と通商条約を締結しました。  本展では、ロシアに漂着し、エカテリーナ2世に謁見した大黒屋光太夫を紹介するとともに、光太夫帰国後から幕末までの江戸幕府とロシアとの関係を当時の文書や絵画資料によって概観します。とりわけロシアの南下と幕府の蝦夷地政策に重点を置き、あわせて江戸時代後期の海防意識や世界観にも着目します。また、光太夫と古河藩家老・鷹見泉石との交流を示す資料(古河歴史博物館所蔵・重要文化財)も展示します。
    会期
    2004年7月17日(土)~2004年9月20日(月・祝)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:30
    ※入館は閉館の30分前まで。
    料金
    常設展観覧料金でご覧いただけます。
    会場
    江戸東京博物館
    住所
    〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
    03-3626-9974(代表)
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