開館5周年記念 フルクサス展-芸術から日常へ

    うらわ美術館 | 埼玉県

    フルクサスとは確固としたグループでも運動でもなく、主唱者である“議長”ジョージ・マチューナスを主軸に、人種や国境を越えて共感した作家同士が機会に応じて集った特異な“動き”であり、既存の美術概念に拠らず、日常の中に“芸術”を見出そうとするその精神は今も大きな影響を与え続けています。日本からも靉嘔、一柳慧、オノ・ヨーコ、久保田成子、小杉武久、斎藤陽子、塩見允枝子、刀根康尚、ワダヨシマサら多くのアーティスト-が参加し、重要な役割を担いました。 1994年の「フルクサス展」(ワタリウム美術館)、2001年の「ドイツにおけるフルクサス 1962-1994」(国立国際美術館)に続く本展は、国内の美術館で自主的に企画される初めてのフルクサス展となります。日本のアーティストや動向を見据えながら、国内収蔵の作品資料約500点をもとに、音や映像、出版物、パフォーマンス等、様々な角度からフルクサスを紹介します。絵画でも彫刻でもなく、まずパフォーマンスありき!のフルクサスを実際に体験できる機会も設ける予定です。 まさに芸術と生活の垣根を越え、ジョークとしての芸術、“アート・アミューズメント”を標榜したフルクサス。凝り固まった「芸術」の枠に捕われることなく、ユーモアやウィットに富んだフルクサスの世界をぜひ体感してください。
    会期
    2004年11月20日(土)〜2005年2月20日(日)
    会期終了
    開館時間
    【日曜日・火曜日~木曜日】
    10:00~17:00

    【金曜日・土曜日】
    10:00~20:00
    料金
    一般630円(500円) 大高生420円(330円) 中小生210円(160円) ※( )内は20名以上の団体料金  ※記念事業につき、毎週土曜日は観覧料無料
    休館日 月曜日(ただし1月10日は開館)、12月27日~1月4日、11日
    会場
    うらわ美術館
    住所
    〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階
    048-827-3215
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