ルオーとローランサン

    パナソニック汐留美術館 | 東京都

     この6月、マリー・ローランサンの没後50年を迎えます。そこで松下電工 汐留ミュージアムとマリー・ローランサン美術館(長野県茅野市)は、両館の収蔵作品を中心とした我が国では初の試みとなる特別共同企画展「ルオーとローランサン-パリの踊り子たち-」を開催いたします。  ジョルジュ・ルオー(1871-1958)は、独特の太い描線や厚く塗り込められた絵の具、ステンドグラスを思わせる光り輝く色彩で知られるフランスを代表する画家です。一方マリー・ローランサン(1883-1956)は、リズム感あふれる描線に、パステルカラーのような軽やかで華やかな画風で知られる、大変人気の高い女流画家です。彼らの主な活動時期は19世紀末から20世紀半ばのフランスで、当時パリはまさに「エコール・ド・パリ」の時代でした。世界中から若い芸術家がパリの街に集い、才能を競い合ったこの時期に、二人はパリ出身の画家として彼らを迎え撃つが如く独自の世界を創造していたのです。  ルオーもローランサンも、その画風の違いから並べて語られる機会はあまりなく、生前彼らの間に交流があったという記録も現在見つかっていません。しかし、生涯の仕事をたどってみると、二人は共通して多くの踊り子たちを描いていることに気がつきます。本展ではルオーとローランサンの初期から晩年の代表作を通して、19世紀末から20世紀にかけてのパリにおける踊り子たちの存在について、そして画家の踊り子へのまなざしの違いを検証します。
    会期
    2006年4月29日(土)〜7月9日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    料金
    一般500円、大学・高校生300円、中・小学生200円 ※65歳以上の方、年齢のわかるもの提示:400円 ※20名以上の団体は各100円引 ※障害をお持ちの方 各種手帳提示:無料
    休館日 毎週月曜日
    会場
    パナソニック汐留美術館
    住所
    〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1  パナソニック東京汐留ビル4階
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
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