フタユビナマケモノ2頭を展示 イベント

海遊館でのフタユビナマケモノの展示は初めてです。海遊館では開館以来、パナマ湾沿岸地域に生息しているホフマンナマケモノを展示していますが、1997年4月にメスが死亡してからはオス1頭のみで飼育していました。この度、ホフマンナマケモノに近縁で、南米北部に生息するフタユビナマケモノをペアで輸入して、繁殖を目指して飼育展示することにしました。 これまで飼育していたホフマンナマケモノは、交雑を避けるために、バックヤードに移動します。このホフマンナマケモノはたいへんおとなしく、人にも比較的慣れているため、「生き物解説・春休み子どもプログラム」において、3月25日(月)から行うナマケモノをテーマにしたプログラムに登場します。ナマケモノ担当の飼育係員がホフマンナマケモノを連れて「魚の学習室」に登場し、実物の餌やうんこをみせながら生態の解説や飼育の裏話を披露して、ナマケモノを間近に観察していただきます。